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池田司法書士事務所 TEL 084‐994‐2275

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義務と遺産分割
 
相続は財産だけでなく借金についても発生する・・・
というのは何となくご存知の方も多いと思うのですが、
相続は何も財産関係だけに発生するわけではありません。

正確には「財産と借金」ではなく「権利と義務」を相続します。

民法896条
相続人は、相続開始の時から、被相続人の財産に属した一切の権利義務を承継する。
ただし書省略

ここで、遺産分割について、義務についても対象となるのか?
という事が問題になります。
答えは、「対象とできるが相手方に主張できるとは必ずしも限らない」です。

例えば100万円の借金を二人の子供が相続をしました。
それぞれ50万円の借金を返済する義務が生じています。

ここで、片方が100万円の借金を相続し、もう一方は借金0の遺産分割をしたとします。
遺産分割の効力は有効です。

しかし貸している側としては「相続人の事情でお財布が2つあったのに1つになってしまった。」
という事になります。

100万円の借金を相続した人がお金を持っていて、もう一方の分まで払う!
という方なら問題はないかもしれません。

しかし逆に、すでに借金が多額にある人物が100万円を相続した場合、
貸主は事実上回収できない事になってします。

この様に、相手に不利益が生じるような場合は、義務を遺産分割する場合、
相手側(上記例でいう貸主の)承諾が必要となります。

ただし、相手に不利益が生じる場合といっても、その義務によって異なりますので、
ケースバイケースという事になります。

借金ではなく登記義務の場合は?(売買契約締結後、売主が死亡した場合)
遺産分割の中で一人が名義変更手続きの義務を相続したとするほうが
売主の相続人(達)、買主共に手間がかからず都合がいいのですが
法務局が受け付けるかどうかは
その法務局によって判断が分かれる事になるでしょう。

そういった手続きを選択する件数が少ないため
王道の「売主全員の記名押印+印鑑証明」の手続きの方が間違いがないからです。
遺産分割協議書に記名押印するか、登記委任状に記名押印するかの違いなので
あえてイレギュラーな事を選択する必要もないのですけどね。